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京都 洛北の比叡山の麓 奈良公園



 緑が深まる6月になりました。紫外線が強い時期です。帽子や日傘はいつも身につけておきましょう。6月の末は晦日で、京都の神社では茅の輪くぐりをして、穢れをはらいます。北野天神などの茅の輪は有名ですね。皆さんも健康にはご注意ください。7月は病魔祓いの行事が続きます。

1. 京都洛北の比叡山の麓を散策

 今回は京都洛北の比叡山の麓を散策しましょう。叡山電鉄の修学院駅から東に向うと修学院離宮に着きます。桂離宮と並ぶ宮内庁所管の離宮(天皇家の避暑・避寒の土地)で、前もって申請しなければなりません。インターネットより往復はがきのほうが手続きは早いようです。


上御茶屋と下御茶屋を結ぶ

浴龍池

 修学院離宮は上・中・下の三御茶屋からなりたっています。広大な敷地に三箇所のお茶屋さんがあり、それぞれの雰囲気を楽しめるように構成されているのです。


浴龍池の橋

中の御茶屋

 ここから南に向うと曼殊院に出ます。修学院離宮も曼殊院も王朝文化の再興にかかわる建築物と言えるでしょう。徳川幕府に擁立された後水之尾天皇ですが、王朝文化を重視し、桂離宮・修学院離宮などの造営にかかわり、曼殊院をここ一乗寺に移しました。大きな庫裏をぬけると大玄関・大書院に出ます。そこから眺める庭園が素晴らしいのです。


曼殊院の庭園

小書院と庭園

 ここからさらに南に下ると詩仙堂に出ます。詩仙堂は同じく江戸時代の初期、石川丈山の住んだ屋敷跡です。石川丈山は徳川家康の重臣でしたが、大阪夏の陣で譴責を受け武士をすてて、京都の文化人になりました。詩仙堂は中国の詩人を描いて額に懸けたことで名づけられた名前です。煎茶の祖といわれ、作庭家でもありました。東本願寺の渉成園と一休寺の庭園は丈山の手になるものです。


詩仙堂の庭園(1)

詩仙堂の庭園(2)

2. 奈良公園

 奈良公園も広くて緑がきれいです。近鉄奈良駅から東に歩くと興福寺・東大寺に着きます。興福寺の阿修羅像は少年の凛々しい姿で見ごたえがありますね。興福寺をぬけると奈良国立博物館です。旧館は京都国立博物館と同じく、片山東熊の設計になります。


興福寺五重塔

奈良国立博物館・旧館

 博物館をぬけて東大寺の参道に入ります。鹿がセンベイをもらいに近づいて来ます。
 東大寺南大門の力士像は運慶・快慶の傑作です。どうぞじっくりとご鑑賞ください。南大門を通り過ぎると、東大寺の大仏殿が迫ってきます。


東大寺大仏殿

鹿の食事

 ここから右手に歩いて二月堂を見学してください。お水取りのおこなわれる二月堂はとても壮大な感じがします。火の乱舞するに相応しい壮大さと堅牢さを誇っているようです。


二月堂

雰囲気のある古路

鹿の食事(2)

休憩中の鹿