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滋賀 大津を歩く



 滋賀の4月は大津を歩きましょう。三井寺園城寺からはじめます。JR大津駅や湖西線の大津京駅から歩いて行けるのですが、京阪石山坂本線の三井寺が便利です。大津市の西、山の麓に三井寺はあります。三井寺は通称で、正しくは園城寺。円珍が再興して、延暦寺の別院になりました。円珍は、最澄・円仁についで唐に学び、智証大師と称されました。天台宗寺門派の総本山になります。

山門 本堂
山門 本堂
三井の晩鐘 円珍の御廟
三井の晩鐘 円珍の御廟
 山門を出て、左に歩くと円満院があります。円満院の中に大津絵美術館があります。大津絵って何と思う方も多いことでしょう。大津絵は東海道と伏見街道の交差点大津で売られていたお土産の絵でした。専門の絵師がいて、仏教の教えや庶民の教訓を描いたものです。鬼のユーモラスな姿で知られているようです。円満院の庭園やふすま絵も見事なので 一緒に見学してください。

大津絵・鬼 大津絵・藤娘
大津絵・鬼 大津絵・藤娘
 円満院を出て左手に歩くと、すぐ大津市歴史博物館です。ここの入り口から見える琵琶湖は素晴らしいと思います。博物館の展示も特徴があり、とりわけ近江京や近江商人の展示は参考になります。博物館の上方にある法明院には日本美術の恩人と称えられたフェノロサやビゲローのお墓があります。元気があれば訪ねてください。

博物館前の景色 近江商人
博物館前の景色 近江商人
 ここから京阪電車に乗って、近江神宮前で降りると、近江神宮の森に入ります。近江神宮が出来たのは1940年ですから比較的新しい神社です。近江京を開いた天智天皇をおまつりしています。ここの境内の中に時計博物館も併設されています。日本最初の水時計・漏刻も復元されました。時報制度を作った天智天皇の功績をたたえている次第です。

近江神宮 漏刻(水時計)の復元
近江神宮 漏刻(水時計)の復元