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滋賀 近江八幡



 滋賀の6月は、近江八幡に来ました。JR東海道線の沿線で、大津と彦根の中間になります。近江八幡は豊臣秀次の城下町として作られました。今は、八幡山をめぐる堀が当時の名残をとどめているのみ。江戸時代は、近江商人の町として発展し、近江商人の住んでいた お屋敷が観光地になっています。


 近江八幡の資料館は充実しています。近江の街の発展や住民の暮らしぶりがよく分かります。是非資料館を見学してください。特徴的な展示は、朝鮮通信使にかんするもので、この前の通りは朝鮮街道といいました。江戸時代、朝鮮通信使の通り道だったのです。彼らの行列の様子や食事の内容なども展示されています。


 明治以降の近江八幡を語るのに欠かせない人物がいます。近江八幡に居住し、近江兄弟社を作ったヴォーリズです。キリスト教を広めるため、近江八幡でさまざまな試みをしました。 とりわけ彼の設計・施行した建築物は有名で、関西一円にその遺構はまだ健在です。キリスト教系列の大学(同志社大学・関西学院大学・神戸女学院)や百貨店・レストランさらには個人住宅なども残っていて、重要文化財の建築物も多いのです。以下の写真は、近江八幡に残るヴォーリズの建築した建物で、これらを見ながら街を散策するのも楽しみでしょう。


 京都市内にもヴォーリズの設計・施行した建築物はたくさんあります。四条大橋のたもとにある東華菜館も同志社大学アーモスト館も彼の作品です。写真右上の木造家屋は彼自身が住んだ自宅です。予約で邸内を見学することもできます。