インタビューこの人に聞く

「大学生に消費者力を」原 強さん

お話し 原 強さん(NPO 法人コンシューマーズ京都理事長)
聞き手 名和又介先生(京都事業連合理事長、京滋・奈良地域センター会長)
原強さんはコンシューマーズ京都の理事長である。今回京都コンソーシアムで「消費者問題入門」の寄附講座をサポートしたが、原さんが講義・講師の準備をされた。講義もお聞きして、とてもよく理解できたので、インタビューをお願いした次第である。消費者運動のリーダーであり、大学でも教鞭をとられている。改めて以前の学生運動の面影を垣間見させていただいた。

名和 僕は今年8月6日から11日まで寄付講座で「消費者問題入門講座」のサポートをして、あらためて消費者問題の深刻さについて学びました。従来からこの問題について、運動をリードし、かつ詳しい原さんに消費者問題についてお伺いします。
 現在の原さんの自己紹介からお願いします。

 今はNPO法人コンシューマーズ京都の理事長をしています。以前は京都消費者団体連絡協議会と言って、1972年の結成され、40年の歴史があります。今と昔では消費者問題の枠組みも中身も違っています。団体組織がその環境に適応するために2003年にNPO法人に切り替えて名称も変えました。継続していることもあるが、新しく出なおしたところがあります...


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