教職員ネットワーク

教職員ネットワーク紹介

教職員ネットワークとは?

 大学生協は、学生・院生・教職員・生協職員など全学構成員によって組織されている、学内でただひとつの存在です。  大学生協が学生をはじめとする組合員の生活を守り、成長を支援していくため、大学の教育・研究・学生生活支援に携わる教員・職員組合員の専門性や情報などを生かしていくことが求められています。  そのため、京滋・奈良にある大学生協から登録された「教職員ネットワーク」担当者を中心に課題や情報を相互交流し、さまざまな企画をおこないます。  また、全国大学生協連合会の教職員委員会のもとで、府県を越えた交流と課題推進をめざします。

活動紹介

・2025年度方針と課題

<方針>
  1. 大学環境の変化への対応と協同組合の価値向上
    COVID-19のパンデミック後に大きく変容した大学・キャンパス環境に対応し、新たな発展をめざします。大学生協の諸活動を通じて貢献するとともに、「国際協同組合年」の理念を踏まえ、協同組合の価値を再認識し、活動の充実を図ります。
     
  2. 会員生協の活動レベルアップと学生委員会との連携
    会員生協の理事・監事等を担う教職員が、情報や知恵の交換を行い、会員生協の活動レベル向上をめざします。また、学生委員会とも連携し、組合員の学びや活動を支援します。
     
  3. 教職員の生協加入促進と他ブロックとの連携強化
    教職員の生協加入を推進し、組合員としての関与を深めます。全国教職員委員会と連携しながら、他ブロックとの交流も活発に進めます。
     
  4. 専門性を活かした諸課題の推進
    教職員の専門性を生かし、大学生協の諸課題の解決を進めます。また、大学との連携を深め、大学の教育・研究・福祉環境の向上に向けた取り組みを推進します。 同時に、教職員組合員の要望を実現するための活動を強化します。
     
  5. 2025年度ブロック教職員セミナーの開催
    2025年度は、ブロック教職員セミナーの開催の年です。10月25日に開催します。テーマは「大学と大学生協の情報提供の役割と協働のあり方を考える」です。
     
<課題>
  1. 大学環境の変化への対応
    COVID-19後の大学環境の変化により、大学生協の役割やサービスの見直しが求められています。オンライン授業の普及や学生の購買行動の変化に対応し、財政的な制約の中で最適な施策を検討する必要があります。学生ニーズの調査や大学生協の成功事例を参考にし、柔軟に対応できるモデルを確立します。
     
  2. 会員生協の活動レベルアップと学生委員会との連携
    教職員の生協活動への関与が限られ、多忙な業務の中で参加しにくい状況です。また、学生委員会との連携も活動スタイルの違いから難しい面があります。オンラインミーティングの活用により、教職員が関与しやすい環境を整えます。また、学生委員会が主催するセミナー等に教職員が参加し、効果的な協働を促します。
     
  3. 教職員の生協加入促進と他ブロックとの連携
    教職員の生協加入率が低い点が課題です。また、全国教職員委員会との連携が形骸化しないよう、実効性のある施策が求められます。教職員向けの特典や福利厚生的な要素を充実させ、加入のメリットを明確化します。さらに、全国の成功事例を共有し、他ブロックと連携しながら効果的な施策を展開します。
     
  4. 教職員の専門性を活かした諸課題の推進
    生協活動への貢献方法が不明瞭なため、教職員の「専門参加」が進みにくい状況です。また、長期的な関与が難しいことも課題です。大学との連携を深めることで、教育・研究・福祉環境の向上につながる具体的な貢献の場を創出します。 「専門参加」の成功事例を示し、具体的な貢献のイメージを明確にします。また、短期間・小規模なプロジェクトを設定し、大学・生協双方の協力を得ながら負担を軽減しつつ、参加を促進します。
     
  5. 2025年度ブロック教職員セミナーの実施
    教職員の業務負担が大きく、セミナーへの参加者確保が課題です。また、議論が形式的にならず、実際の行動につながる内容にする必要とすることが望ましいと考えられます。オンラインと対面のハイブリッド形式での開催についても可能性を探りながら、参加のしやすさに配慮した形を模索しています。